「さっぽろワイン」とは?
「さっぽろワイン」とは?
近年、北海道には多くのワイナリーが誕生しています。
高品質なワインも多く生産される様になり入手困難な「レアワイン」もあれば、
いつでも手に入る「定番ワイン」も混在しています。
私たちは、そんな “高品質なワインを定番に買える様にしたい” と考え、
地元である札幌近郊(札幌市、石狩市)の気候を活かした
スッキリとした味わいのワインを作りたいという創業者の想いから
自社ブドウ100%による原料生産と醸造を行っています。
また、ワイナリーが沢山増えても消費者が増えなければワインは飲まれません。
地元の食生活に、地元のワインが溶け込み、
ワインを飲むという「文化」を発信していきたいと願っております。
ぶどう畑
さっぽろワインのぶどう畑は、札幌市と石狩市に合計4か所の自社畑を有しています。
石狩の畑はどちらも海に近く、海風が強く影響するエリアです。
土壌は、ぶどうの根張りに優れた水はけの良い砂質土に、千歳市協和地区の火山礫と椎茸の使用済み菌床を潤沢に漉き込んだ保水力も兼ね備えた土壌となっています。海岸エリアということもあって垣根に強く風が吹き込み、ぶどうの病気や害虫の発生が少なく、理想的な環境です。
一年を通して、1日の中で天候が変わりやすく、一日その地域にいると北風と太陽のおとぎ話の様な寒暖を肌で感じる様な地域です。
ぶどう品種
ピノ・ノワール、シャルドネ、ソービニオンブラン、ピノ・グリ、といった欧州系品種を中心に、ヤマ・ソービニオン、アルモノワール、コリーヌヴェルドといった品種、接ぎ木用の台木品種なども育てています。
もちろん、北海道では定番でもあるケルナー、ミュラートゥルガウ、リースリングといった東欧品種もあり、自社畑100%を活かした多種多様の品種を育てております。砂質土壌の影響もあり、繊細なぶどうの味わいが特徴です。
醸造所
さっぽろワインの醸造所は札幌市内の手稲区新発寒にあります。西区と手稲区の境目の追分通沿いの住宅街の中にある「街中ワイナリー」です。
ぶどう農場からも30分以内にアクセスでき、迅速な仕込が出来る立地です。
醸造所には直売の出来るショップも併設。地域の方々をはじめとしてワインの試飲や販売ができます。決して広い醸造所ではないので、醸造設備などの見学はできませんが、地元のぶどうからできたワインの味わいを地元の方々から味わって頂きたいです。また、地域で活躍する飲食店さんや地元の食を発信する生産者さんとの繋がりを大切にワインの文化を広げていきたいと考えています。
TEAM
創業者 三浦 裕一
近年、北海道では急速にワイナリーの集積が進み、国内で2番目にぶどう酒の地理的表示「北海道」が指定されるなど、国内でも有数のワイン産地となるなど機運が高まっていることに目を付け、2016年にぶどうの苗を育て始め、ワイナリーへの夢を抱いた。
2020年に醸造免許を取得、さっぽろワインを開業。
スッキリとした白ワインが大好きな、札幌市手稲区出身。
ワインの品質を左右する”ぶどうの作り手”
ワインメーカー/醸造責任者
札幌市中央区の歴史あるワイナリーで5年間ぶどう栽培とワイン醸造に携わる。
経験を積む中で、北海道主催の研修事業「北海道ワインアカデミー」参加中、
偶然、あいうえお順で隣の席に座っていた、
創業者の三浦裕一と 知り合った事がきっかけで入社。
創業以来、醸造責任者として、ぶどうの味を大切に守りながら、
品質の高いワイン醸造を目指す。2024年でワイン醸造歴10年になる。
札幌市厚別区出身。蟹座生まれ。
「1歩1歩着実に、地元で取れるぶどうの美味しさをワインにしていきます」